前回、ブログを始めた2年半前に一度取り上げた「トラベルハウスの構造」について、より詳細にお話しました。
その頃の記事を見ると、
『メーカーとして中古品を持ち込まれても追加加工はしません』とか、
『内装無しやフレームだけの販売はいたしません』とも書いています。
創業1年足らずの頃、まだまだ必死で突っ張っていた面があったかもしれません。
あの頃から当社自体も、そして当社を取り巻く環境も変わってきており、それらを踏まえて当社の考え方も変化してきています。
前回、トラベルハウスの構造をより詳しくお話ししたのもその変化の一つです。
ということで、2年半前に書かれている記事を読み返した上で、「今はこう変わりました」ということを今回はお話ししたいと思います。
1.「DIYについて余談」2021年2月26日付から
「エアコンは自分で付けるから、穴だけ開けといてください。」
「内装は自分でするので、内装材無しでください。」
こういったお問合せについて当社は基本的にお断りしています。
↓
【こう変わりました】
いずれも承ります。
⇒但し、お渡しするものが完成品ではないため1年の製品保証は無し等、予めお客様にご了解いただく要件があります。
詳細は当社までお問い合わせください。
2.「中古品について」2021年3月31日付から
当社はメーカーとして一旦お客様にお引渡ししたハウスについては、そのお客様ご自身からのお申し出で、かつ当社の製造に不備があった場合を除き、改めて手を加える依頼は原則お受けしておりません。
今回のお問合せのような完成品として出荷したハウスへのオプションの後付けもお受けしていません。
↓
【こう変わりました】
当社製造品であれば、承ります。
⇒2020年1月の当社創業以来3年半、おかげ様で400台を超えるトラベルハウスを出荷してきました。
市場には中古品も相応の台数が出回っていると思われます。
御縁あって当社製造のトラベルハウスの中古品を買われたお客様のご要望には、可能な限りお応えしていくべきと考えました。
追加加工に加えて、ハウスの修理についても有償で承ります。
※但し、ハウスを当社三田事業所までお持ち込みいただき、完成後は引取りに来ていただくか配送の場合は送料及び配送手数料をご負担いただくことが前提となります。
当社製造品はドアの背の部分に出荷時に製造番号シールを貼付しています。
製造番号シールが無いと対応できない場合もありますので、「トラベルハウス」の中古品をお持ちの方、またこれから買われる場合も必ずご確認ください。
3.「ドンガラ」2021年5月17日付から
先日、お客様から「ドンガラ」だけの購入は可能ですか?というお問合せが入りました。
この業界ではまだ駆け出しの自遊オヤジは「ドンガラ」って???
ネットで調べてみると、基本的には中身が無い側だけのもの、車の場合は運転席以外のシートはもとより内装などを全て取っ払って鉄板剥き出しの状態の車体のことを言うらしいと判りました。
トラベルハウスの「ドンガラ」ってどんな状態をイメージしておっしゃっているのか?
(中略)
「内装は自分でするので、内装材無しでください。」という意味?
いやいやひょっとすると車のように外側の鋼板と骨組みだけで売ってくださいなんてお考えなのかもしれません。
いずれにしてもお問合せの回答は、申し訳ありませんが購入不可です。
↓
【こう変わりました】
お申し出内容によっては承ります。
⇒例えば、既に1.でご説明したとおり、「内装は自分でするので、内装材無しでください。」であれば承ります。
一方で上記の「外側の鋼板と骨組みだけで売ってください」には対応できません。
承り可否の一つの目安は部品・資材を売ってくださいへの対応は難しいですが、ハウスの形に組み上げた後の仕掛品を売ってくださいであれば検討します。
いずれにしてもお申し出内容個々に対応の可否を検討しますので、当社へお問い合わせいただければと思います。