カテゴリー:マンディル 嶋田武志さん
(トラベルハウス タイニーハウス仕様アンバサダー、マンディルの嶋田武志さん寄稿)
2,420kmの軽トラ旅を経て、北海道のひがしにあるわが店「アウトドア・宿マンディル」へトラベルハウスを連れてきてから、はや3か月。
連れてくるまでの行程が鮮烈で(note「トラベルハウスアンバサダーとしてブツを受取りにいく旅」参照)、
先々週くらいに来た感覚がなくもないですがもうそれだけ経っています。
お店としても最繁忙期突入ですが、おかげさまで店舗の前庭内に設置したトラベルハウスはイベント時に興味津々の方々が訪れたり、別メーカーのトレーラーキャビンが来てくれたり、日本列島を一つのロングトレイルとしてつなぐプロジェクトを敢行している方がくつろいだり。
そういえば日本海から太平洋まで山の中を4日17時間で駆け抜けた豪傑も「トラベルハウス、いいなぁ」なんてやりとりもありました。
そんなこんなで、北海道のひがしに設置してある実物のトラベルハウスの現状で感じたことと今後について触れていきたいと思います。
タイニーハウスとしてトラベルハウスを使っていく
アンバサダーであるわたくしことアウトドア・宿マンディル代表店主の嶋田武志は、タイニーハウスとして使用するトラベルハウスのアンバサダーです。
ほかの先輩アンバサダーと違って軽トラックに載せて各地を回るわけではなく、ひとつの居住空間としてこの箱を使い、周知していく役割。
そうした役割の方はほかにいないので、ある意味実験的な立ち位置にいるのかなと思っています。
先にふれたとおり現在は生業である店舗の活動が最繁忙期であり、歩みがゆっくりとなっていますが、トラベルハウスの便利な使い方や実用例を見せていければ。
断熱しっかりが温度コントロールを容易に
4月にとんでもない暑さになったり、7月にとんでもなく寒くなって暖房に火を入れるのを迷ったかと思えば、いまこのブログをまとめている7月下旬は連日30℃を越す日が続くなど読めないお天気のなかですが、断熱材がしっかり入っていることで室内の上がり下がりが緩やかです。
北海道の中でも朝晩の寒暖差がはっきりしているので、そこの点では安心感があります。
最近のように暑さが続く状況だと、北海道でも窓換気やあまり非道いようだと冷房が必要にはなりますが、まずこの夏は窓だけでやりくりを続けていきます。
そして冬については黙って寒さを耐え抜くという訳にはいかないため、暖房機による温度管理をしていきます。次につながりますが電気が外から取り込めるので、そこらへんは熱熱源と電気代のところが結構重要な実験になるのではと捉えています。
外から電気を取り込める
店舗の前庭にトラベルハウスを設置している利点として、電気を施設から取り込めるのが大きいところがあります。
冷暖房はもちろんのこと、パソコンによるデスクワークにも電源に困らず過ごせるというのは居住空間としてとても重要。本来のトラベルハウスの用途上、移動が多い場合の電気の確保はモバイルバッテリー積載などが必要となってきますが、その分のスペースも必要なくスペースを広く使うことができます。
いまはベッドにもイスにもなる背が高めのコットを設置していますが、これを起点にその空いているスペースを上手く使ってくつろぎながら日中仕事をできるよう設えを整えていきたいところです。
居住空間として整えていく
実はこれがいま頭を悩ませているところで、タイニーハウスとしてだからごっつり整えていくのか、いやいや結局ユーザーさんは軽トラックに載せたりするし携帯性の良いものを揃えて整えていくべきなのか、、、。
実際身に来た方には庭に置いて一室の代わりに、秘密基地に、書斎になんてお話しも出たものだから思考がグルグルグル。
まずは恐れず少しずつ実証を重ねていくほかはないのかなと思います。
動かすにせよ動かないようにするにせよ、ここでひとときの生活をする空間になっていくのだから、食べる、休む、くつろぐ、仕事をするなどすべてを充足するよう組み立てていくほかないな、と言い聞かせています。
まずは考えるより行動をということで、8月からはトラベルハウスに1日籠って実験していく日を作っていきたいと思います。
とまあざっくり感のある内容ですが、随時SNSでも投稿していきますので、よろしくお願いたします。
(文・写真:アウトドア・宿マンディル代表 嶋田武志)
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