今回はトラベルキッチンの中を覗いてみましょう。
当社HPにある外観画像と合わせて見ながら紙上体験してみてください。
https://travel-house.jiyukukan-2020.jp/travel-kitchen/
トラベルキッチンのベースはトラベルハウスSタイプなので、広さはSタイプと同じく室内の高さが約170cm、床面積が約2.6㎡、そして運転席側に奥行86cm、奥に向かって低くなりますが手前半分が50cm超の高さのバンクヘッド部が付きます。
窓は左側面に販売用の引違4枚窓を付けています。
キャンピング仕様の窓に比べると表面積で3倍大きい幅約130cm、高さ約90cmの開口部が確保できます。
窓の下部はハウス内床面から61cmの高さです。
右側面には90cm×180cmのキッチンボードを取付、後面の扉にハウス内部から見て向かって左上に羽径25cmの台所用換気扇を設置してます。
照明もキャンピング仕様の淡いポーチライトと異なり、LEDチューブライトを使用し、明るさを確保するため天井中央部に配置しています。
電気配線関係が右側面に集中しているのはベースとなっているトラベルハウスSタイプと同様です。
ハウス外側右側面後部に電源の取り込み口があり、そこからUの字状にバンクヘッド付け根までパネル内に電線を配線しています。
出入口側に4口コンセント、運転席側に2口コンセントを設置しています。
出入口側の4口コンセントのうち2口は換気扇とLEDチューブライトで使用するため、フリーのコンセントはトラベルハウスと同様に2口が2か所ということになります。
運転席側のバンクヘッドの付け根にはバッテリー後付け用の配線ボックスを設置しており、バンクヘッド部にバッテリーをお客様自身で後付けで設置することができます。
さて、トラベルキッチンは全面に断熱材を入れたキャンピング用シェルがベースなので、ハウス内空間のゆとりと居住性は他のキッチンカーより断然高いです。
加えて、後付けで壁にビスを打って棚などをDIYで作りつけられるのもトラベルハウスベースならでは特長です。
一方、内装が木材なのでハウス内を水洗いすることはできません。
床は防滑性シートを使用しているので水拭きは可能です。
また、居住性を高める構造故に軽トラ積載のキッチンカーシェルの中では重量は重い方です。
そのため積載する調理什器類について軽トラの最大積載重量による制約が生じることがあります。
昨今のキッチンカー市場の動向は、キッチンカー内の居住性は問わず、とにかく軽量で雨風さえ凌げればOKとばかり基本機能を極端に絞り込んだ低価格なものへのニーズが高まっています。
商売に必要な厨房機器や設備を揃えれば、結果的にそこそこコストはかかりますから、器は安いに越したことが無いという意識なのでしょう。
こういった市場の動向はトラベルキッチンには一見逆風の環境に映りますが、1 日キッチンカーの中で働くからこそ、ハウス内の居住性は大事とお考えになるお客様も確実にいらっしゃっいます。
逆風を逆手にとれば、居住性からキャンピングにも使えるキッチンカー、仕事のON・OFF両面で使えます・・・なんて「売り」も出来るかもしれません。
ちなみに当社としてもお客様のニーズがある以上、昨今のキッチンカー市場のニーズに応える商品も準備しています。
軽量で基本仕様を絞り込んで低価格を実現した軽トラ専用キッチンカーシェル「TwinX(ツインクス)」を最近発売しました。
後付けのオプション対応も柔軟にお応えできるのがこの商品の特徴でもあります。
※TwinX 公式Instagram @twinx_jiyukukan
https://www.instagram.com/twinx_jiyukukan/
この他にも当社は、1t、1.5tトラックのキッチンカーも取り扱っています。
キッチンカービジネスをお考えの方は、是非当社にご相談ください。
トラベルキッチンご紹介のブログ記事だったはずですが・・・最後はブログというより、当社キッチンカーの宣伝になっちゃいました。
失礼しましたっ!<(_ _)>