カテゴリー:トラベルハウス マンディル 嶋田武志さん
【今年も夏は暑かった】
おかげさまで今年は本業である宿がなかなか忙しく。朝晩は道東らしく涼しい日が多かったとはいえ、日中は30℃を越す気温が多くなり、今年もそこそこ暑かった感覚。
山の上では本州にしかいないような虫が大発生するなど、やはり温暖化の影響なのでしょうか、昨年の夏が異常に暑すぎたのでしょうか。
宿のヘルパーに来ていた自転車ガールわやちゃん( @wayamaeba )が居室として使ってくれた時に言っていた「暑くて日中トラベルハウスにいられない」という意見(最初から別の方からもそうは言われていた)で如実になったトラベルハウスの夏気温問題。
おかげさまで9月もバタバタ動き回っていたのですが、来年暑くなる前に準備なんてきっとバタバタするに違いないということでサクッと作業してみることに。
不器用なのですが、割とお手軽な作業でしたのでご紹介します。
【いかようにでもなるDIYしやすさもウリ】
トラベルハウスは中身がシンプルな構造でDIYしやすい特長。
作業しようとしている扉部は金属となっており、ネジ等でごっつい物を付けなくてもよいので、マグネット式の網戸がないかおなじみAMAZONさんで検索。
トラベルハウスを供給する自遊空間さんとお話しした際、事前に教えていただいたものもありましたが、扉なので網戸のサイズがもちろん既成の窓とは合わない。
そんなことで探せば、サイズ調整可能な簡単製作できそうな物がヒット。世の中便利になったものです。
網戸キット https://amzn.asia/d/ds4N2Di
早速注文して準備に当たります。
【作りがシンプルで作業しやすいのが一番】
今回の網戸は簡単に言うとマグネットで着脱が可能な網戸。
作りはマグネット側の溝に網戸を入れ込み、プラスチックの樹脂をはめ込むというもの。
マグネットも網戸も樹脂も簡単に切ることができるので、今回の必要な道具はハサミと寸法を図るメジャーのみです。
なかなか不慣れな作業なので、シンプルな動き方ができるものは大変助かります。
ということで早速作業開始。
と、早くも問題が。
【詰めの甘さが否めないアンバサダー】
事前にサイズを図ったりしているにもかかわらず、扉にある金具を見落としていて、きれいにマグネットでピターッとした網戸ができないではないか。
10秒くらいフリーズするわたくし。
作業自体やめてまた違うものを買いなおすか、否か。
いやここで作業をやめて買いなおせば他の業務の都合上来年に持ち越すのは確実。寒い中で網戸というミスマッチな作業の哀愁さを出すのも嫌だなと。
そうだオレはプロではない。あくまでDIYをする一人のオジサンだ。職人さんに笑われようが、虫が入ってこなくて涼しければいいんだ。
早々にそんな開き直りをして作業を再開。
マグネット式なので、端だけしっかり付いていれば網が緩くても効果はある(下部は枠がないのでもともとゆとりをもっておくように考えて)。
こうなると網の寸法を測るような繊細な作業がなくなり、余白の網をハサミで落としていけば良いので使う道具はハサミのみとなりました。
本当に不器用なのですが、はめ込みを順次こなし2時間半くらいで作業は終了。
まあ不格好ではありますが、問題があればまた作ればいい。DIYの気軽さの真骨頂でもあります。
実際に使用してくれたわやちゃんに扉部の網戸を設置した連絡をしたところ、「アブが入ってきませんように」とのこと。
まずは今年はもう数少ない暖かい日に実験をしてみようかと思います。
トラベルハウスタイニーハウス使用アンバサダー
嶋田 武志(アウトドア・宿 マンディル店主)