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北海道のひがしにきたトラベルハウスの夏

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カテゴリー:マンディル 嶋田武志さん

 

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(トラベルハウス タイニーハウス仕様アンバサダー、マンディルの嶋田武志さん寄稿)

 

暑い。
全国的に猛暑となった今年ですが、ここ北海道のひがしでもご多分に漏れず現地の人間としては堪えがたいくらいの気温推移でした。

オンシーズンは本業である宿業、ショップ業が繁忙期となるため、少しずつしかトラベルハウスの様子を見ることが叶わなかったのですが、予期せず今年は特に暑かったのでその状況をつづっていきたいと思います。

 

 

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隣町の斜里町が全国トップの気温37℃に
30℃を越す日が4~5日あるだけでも騒ぎとなる現地。
それがあろうことか全国トップとなる37℃を隣町で記録するなど、繰り返しになりますがとにかく酷暑が多かった今年。

その日はたまたま目の前にある名峰「斜里岳」の登山道整備に行っていた(水の流れる沢筋を登るので幾分か涼しい)のですが、用事で山小屋から下界へ降りていた管理人さんが帰ってきてからの「下界の気温がおかしい、、、」という言葉はなんとも心がこもっていました(その後もう1日37℃を超えたはず)。

 

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4月にトラベルハウスを受け取り、北海道へ戻る道中で合流したアンバサダーの中島英摩さんから、「夏の暑さは対策は必要よ」という忠告を聞きながらも朝晩は北海道の中でも上位をいく寒暖差の地域なので「窓も対面についているし、風が抜けるから大丈夫だろう」と高を括っていたわたくし。

猛省です。

7月から8月お盆過ぎまで連日30℃を超えるのはさすがにしんどかった。窓を開けていても全く風が通らないというのはとにもかくも厳しい環境でした。

 

トラベルハウス内の温度差
連日続く暑さの7月28日(外の気温は快晴)に室内の気温推移を見てみます。
セキュリティの問題で前日から窓を閉め切っていたので、8:56時点では44.7℃。なんとも整わないサウナのような蒸し加減でそのままだと数分しか滞在できない環境です。
その後窓を空け続けてもなかなか状況は変わりませんが、外気温の降下もあって17:33時点では31.7℃。

純粋な気温としては高いのですが、その差は13℃。元が元だっただけに涼しさを感じてしまいます。

タイニーハウスとして滞在するのであれば前日から窓を開けっぱなしにするので何とかなるやもと思ってしまいますが、あのうだるような暑さの連続を考えると果たして耐え切れるのか、、、
結局今年の夏叶わなかったトラベルハウスに1日籠っての実験を行なわなければ答えは出なさそうです。

 

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来年の対策として
お天気なので、今年と同じような暑さになるのかはなんとも言えないところですが、年々暑い日が増えているという実感は北海道民のほぼ大半が感じているところで、宿とショップのある建物にエアコンを入れるのかを今から真剣に悩んでいます。

この文章を書いている10月29日15:11現在のトラベルハウス室内の気温は10.7℃。

全然夏の気温を想像できない体感温度ですが、ほかのアンバサダーさんがやってらっしゃる入口の網戸化やそれでもきつければ真剣に冷房の検討をしていく予定です。

 

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(文・写真:アウトドア・宿マンディル代表 嶋田武志)

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