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北海道の一冬を越しました、トラベルハウス

カテゴリー:マンディル 嶋田武志さん

~冒頭に自遊空間の「自遊オヤジ」から~

今回の記事はマンディルさんから4月末に寄稿いただいていたものです。
トラベルハウスが厳しい道東の冬を乗り切る中での使用感などを臨場感溢れるレポートをしていただいています。
全面断熱材を入れたトラベルハウスのパネル構造は北海道の寒さでもそれなりに機能を発揮してくれているようです。

 

【暖冬と言われていたとはいえ】

年々雪が少なくなっていく北海道のひがし、道東。降り出しも遅く、結果積雪量は少なかったもののシーズンに1~2回はやってくる暴風雪で人々は試されます。一番ひどかった時のあとが最初の画像。
風が強いため「吹き溜まり」という現象が起き、雪が多いところ、少ないところがありますが避けないとなんにもできません。
ちなみに後ろのお店は、前だけがおおわれるくらいに。
それでもなんとかなるもので、2日もすれば日常の生活となります。

そのあとの天候は大きな崩れまではなく、雪解け後にいきなり雪が降ったり低温が続いたことで最近になり春がやっと来た感がありますが、トラベルハウスに積もる雪はしっかり除雪し続け、無事に冬を越すことができました。

なかなかてんてこ舞いで実験を繰り返すところまではいきませんでしたが、今回は部屋として居住してみて使い勝手と感じたところをまとめてみようかと思います。

【冬の温度環境】

前回ブログにつづったように過ごせるための設備を整えたので、滞在することについては問題なし。
コットは寝ることはもちろんのこと、椅子としても使えるので作業するのにもOK。食事を取るのも壁にセッティングしたテーブルとセットで使えば快適です。
これまた前回で触れていますが、オイルヒーターも設置しているので室温も確保でき、アウトドアもやっているものでダウンジャケット・パンツなど組み合わせたことから極寒の夜も寒い思いはしていません。ガンガン熱源を使えばウェアリングは不要なんでしょうけど、不経済ですしエコでもないのでこのスタイルは冬定番です。
寝袋も厳冬期用のものでマイナス気温にも耐えうるもの。

布団として考えるのであれば重量性はあまり考慮しなくても良いので、冬山登山などをしていない方でも比較的安価なものを探すことができます。

そんなご相談はぜひアウトドアショップであるマンディルへ、どうぞ。

【食について

スペースの取らないアルコーブストーブやガスバーナーなどは非常時にも使えるシロモノ。
山をたしなむだけでなく、緊急時のためにもひとつあると便利ですね。

先輩アンバサダーの中島英摩さんのブログでも記述がありますが、火器を使うときは少しだけ窓を開けておけば換気もOK。断熱効果でこれでも暖を少し取れてしまいます。

暖かいものを食べる、飲むというのは身も心もほっこりですね。

僕は簡素な食べ物などをずっと食べ続けるという行為が比較的できる人間ですが、キャンパーの方や食にこだわりのある方は腕が鳴るところ。

【滞在してみての課題】

単発での滞在なのでそこまで困ったことはなかったのですが、ここをタイニーハウスとして長く住み続けるとなると気を付けるべきところは出てきました。

・電気
暖房も含めてかなり重要な生命線。

店舗建物の前なのでコンセントケーブルを通じて供給を続けることができますが、まずはそういった先を確保しなければいけません。

そして冬は降雪があるたびに除雪しておかねばならないということ。

積もったままにすると凍結して地面や雪中に固まってしまい、何かの拍子でコンセントが抜けたり、除雪時にスコップで断線させてしまったりしまいます。

電源の近くにトラベルハウスを設置するという方法もありますが、いずれにせよ雪国では除雪が必要な行為となります。

・食料について

前段で触れたように簡易なもので同じようなものをずっと食べ続けられる方がいるとはいえ、365日ここに住むとなるとさすがに厳しい。となると材料も調理も必要となります。

冬場は外が冷凍庫よりも寒くなるので保存ができそうですが、いざ使うときに解凍を考慮せねばならず、瓶に入ったものは膨張の関係で割れます。電気が確保できていればやはり小さくても冷蔵庫が必要となるでしょう。

外食をずっとし続けるという方法もなくはないですが、夏場を考えるとマストになってくるのかと考えています。

水にしても手元にあったほうが面倒がかからずですし、これまた暑さ対策にも絡んできます。

・排出したゴミについて
これも大きな問題で、スペースがコンパクトだからの悩みかと思います。
特に調理をするようになった場合に生ごみも発生するとしたら、さあ大変。夏場は室内だと腐ってしまうし、夏冬関係なく外に置いておけばキツネ、カラスなどの動物に荒らされ、場合によってはヒグマも。
誘因する物となってしまうので、そのまま置いておくというのは論外です。
母屋のような建物や車庫などがあればそちらに移しておくか、なければ一時的に保管するゴミストッカーのようなものを別途用意しなければいけないのかなと思っています。

それにしてもニオイ対策や動物対策を講じたうえで、長く野外にさらさない工夫をしなければいけません。

使い続けてこその気づきもあるので、まだまだ実証を重ねてより活用しやすい方法を模索していきます。

(文・写真:アウトドア・宿マンディル代表 嶋田武志)

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